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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第1章 付き合ったんだよね?


「……そんなに不安だったのか」

「だって……昨日のこと、嬉しすぎて……」

そこまで言うと、顔が熱くなる。

「朝起きたら、全部夢だったのかなって……」

脹相は何も言わず、私の手元を見た。

そして、Tシャツを掴んでいた私の手に、自分の手を重ねる。

「夢なら、こうして触れられないだろう」

「……うん」

「それに」

脹相は少しだけ視線を逸らした。

「俺も、昨日のことを何度も思い出していた」

「……え?」

「本当に、お前と付き合えたんだな、と」

思わず顔を上げる。

脹相は少し照れたように目を伏せていた。

「だから安心しろ」

そう言って、私の手をそっと握る。

「昨日から、俺はお前の恋人だ」

その言葉に、胸の奥がじんわり温かくなった。

「……じゃあ…ずっと?」

「そのつもりだ」

「……そっか」

ようやく安心して、私は脹相のTシャツを掴んでいた手を離した。
昨日までとは、ほんの少しだけ違う朝。

同じ部屋で、同じ人と迎える朝だけど

今日からはこの人が、私の恋人。

そう思うだけで、頬が熱くなった。
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