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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第43章 アルバム


「脹相、これね」

夕食を終えて、二人でソファに並んでいたときだった。

私は棚から一冊のアルバムを取り出した。

「何だ?」

「アルバム。作ったの」

「……アルバム?」

「うん」

脹相の隣に座って、膝の上にアルバムを置く。

表紙には、二人で撮った写真を小さく切り抜いたものがあり、
その真ん中には、手書きで二人の名前が書かれていた。

「私と脹相の写真、いっぱい入れたんだ」

「……俺と、お前の?」

「そう」

脹相はアルバムを見つめたまま、黙っている。

私は少し照れながら続けた。

「プレゼントっていうか……」

アルバムを脹相のほうへ差し出す。

「作ったから、いつでも見ていいからね!」

「……」

「脹相?」

脹相は、すぐには受け取らなかった。

「……俺が、見ていいのか?」

「うん?」

「いつでも?」

「もちろん」

ようやく、両手で受け取る。
まるで壊れ物を扱うような手つきだった。
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