第40章 生理
朝から、なんとなく身体が重かった。
「……なんか、だるいな」
起き上がると、下腹部に少し違和感がある。
それに、腰がいつもより重い気がした。
「……腰、重いかも」
隣で眠っていた脹相が目を覚ます。
「どうした?」
「ううん。ちょっと体が重いだけ」
脹相は心配そうに私を見る。
「今日は無理をするな」
「大丈夫だよ。まだ平気」
そう答えたものの、昼を過ぎる頃には違和感が少しずつ強くなっていった。
そして夕方、ベッドに腰掛けた私は、お腹を押さえて身体を丸める。
「……うぅ…痛い」
「どうした?」
脹相がすぐに近づいてくる。
「朝より、お腹が痛くなってきた……。腰もずっと重い」
「生理か?」
「……たぶん」
脹相は私の様子を見て、優しく言った。
「今日は早めに風呂に入って、身体を温めた方がいい」
「……うん」
お風呂で身体を温めて戻ってくると、脹相が温かいスープを用意して待っていた。
「食べられそうか?」
「うん……」
ベッドの上でゆっくりスープを口にする。
温かさが身体に広がって、少しだけほっとした。