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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第30章 雰囲気変わった


――そして後日。

脹相が二人に会ったとき。

野薔薇ちゃんは、じーっと脹相を見た。

「……脹相」

「何だ」

「あなた、ちゃんとキスだけでしょうね?」

「……?」

脹相が本気で意味が分からない顔をする。

真希ちゃんが頭を抱えた。

「釘崎、やめろ」

「だって気になるじゃない!」

脹相はしばらく二人を見たあと、私を見る。

私の顔は、すでに真っ赤だった。

「……何の話だ?」

「何でもない!」

私は慌てて脹相の袖を掴んだ。

脹相は不思議そうにしながらも、私の頭を撫でる。

その光景を見た野薔薇ちゃんが一言。

「……なるほど」

真希ちゃんも頷く。

「これは確かに、雰囲気変わるな」

「だから何が!?」

今度は私が二人に抗議する。

そして脹相だけが最後まで何の話なのか分からず、首を傾げていた。
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