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②呪術廻戦〜脹相と恋人〜

第29章 乙骨憂太とタオル


訓練を終えた頃には、辺りはすっかり夕暮れ色に染まっていた。

「はぁ……疲れたぁ」

私は伸びをしながら、隣で息を整えている憂太見る。

「憂太、汗すごいよ」

「え? あ、本当だ」

額から頬へ流れる汗を見て、私は鞄からタオルを取り出した。

「これ使っていいよ」

「え、いいの?」

「うん。風邪引いたら大変だし」

「ありがとう」

憂太は素直に受け取ると、額や首元の汗を拭った。

「助かったぁ……」

「訓練、今日かなりきつかったもんね」

「うん。五条先生、容赦ないから……」

「あとで文句言っとく?」

「ふふ、お願いしようかな」

そんな他愛もない会話をしながら、私たちは片付けをしていた。

その時だった。

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