第10章 一人遊びのち・・・あくまの研究
ちょうきょう・・・って、『調教』!?
「お、目かくしね」
ランドセルからアイマスクを取り出すと、身動きができない僕の顔にかける。真っ暗で何も見えない・・・。え?調教って・・・嘘でしょ!?
ちょっとおませな僕はいわゆるエロアニメやマンガの類をネットで見ることがあった。その知識によれば『調教』はいわゆる動物の調教ではなく、人間に対して無理やりエッチに色々弄んで、言う事聞くようにするっていう・・・あれ、ですか!?
「えーっとそれから・・・」
愛里沙がノートを見ている気配がする。あのノートだったのか授業中や休み時間にカリカリ書いていたのは。幼馴染が授業中に自分の調教計画を練っているとか、怖すぎるんですけど!
耳元でささやく・・・だ。
ふわっと愛里沙の匂いと体温の気配がする。顔がめっちゃ近くにある!耳元に顔を寄せてきた。吐息が耳にかかってくすぐったい。
「これから、エッチに責めちゃうね♡」
思ったより、色気がある!その言葉だけでゾクリとして、ピンとちんこが勃ってしまう。
うう・・・男の性が憎い。
ペラっとノートをめくる音がする。何なんだあのノート・・・何が書いてあるんだ!?
ノートの中身が怖すぎる。3日もあの愛里沙が研究したんだ、生半可なものではないことが想像される。
なぜなら、愛里沙はああ見えて、実は超頭がいい。発想がぶっ飛んでて、自分中心で、考えるより先に行動する上、人の気持ちを全く考えないので、普段の行動からは知性の欠片も感じないが、真面目に何事かの計画を立てるときの愛里沙の頭の回転、情報収集能力、調査能力、そして、学習能力は同世代のレベルを軽く凌駕する。
かくいう、自分も頭悪い自覚はないが、愛里沙の頭の良さには時折舌を巻く。
だったらロリコン計画一人でやれよと思うのだが、そこはそれ、愛里沙の知力を持ってしても武内先生を落とすのは難しいのだろう。いや、人の心が関わる分野だからこそ、愛里沙の不得意分野だったとも言える。
彼女は、絶望的に恋愛に向いていない。
ただし、繰り返しになるが、知力だけは超一流だ。その愛里沙が本気で僕を責めにかかっている。多分、僕の都合や気持ちなんか全くお構いなしに・・・だ。
そ、そうか・・・!
だからこその『調教』なんだ!