第10章 一人遊びのち・・・あくまの研究
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3日が経った。この3日間、愛里沙は明らかにおかしかった。
休み時間、友達とも遊ばず、机にかじりついてぶつぶつと言いながら、ノートになにかメモを取っている。
放課後は速攻で家に帰っている。
授業中も何かニヤニヤしながら考え事をしているように見えた。集中できていないのか、国語の授業で先生から当てられた時、「はい、答えは8です」と言っていた。
算数は二時間前に終わっている。
もちろん、ロリコン会議が開かれることもなかった。当の愛里沙がいないからである。
そして、3日間、僕に対して一切話しかけてこなかった。ただ、時折僕の方をじーっと見て、うふふふふふと不気味な笑いを浮かべていることはあった。
だ・・・大丈夫なのか?
色々な意味で・・・。不安はつきなかった。
そして、4日目の放課後。ある10月の金曜日の課外の時間、帰ろうとランドセルを背負った僕の首根っこをぐいっと愛里沙が捕まえた。
「ふふふふふ・・・・秋良・・・お待たせぇ・・・整いました〜♡」
ね・・・ね◯っち!?
ぎゃああああ!
僕は心の中で悲鳴を上げる。そのまま、ズリズリと引っ張られていったのだった。
☆☆☆
そのままズルズルと屋上に連れて行かれてしまう。ちなみにうちの小学校、屋上は原則立入禁止だが、屋上に通じるドアの鍵が壊れてて出入りできてしまうのは公然の秘密だった。
「な・・・何を・・・!?」
ぼん、と愛里沙に屋上に突き飛ばされるようにされ、僕は怯えた目で彼女を見ることしかできなかった。
愛里沙は不敵に微笑むと、屋上の両開きのドアが開かないようにドアの取手を麻紐でぐるぐる巻きにした。
「これでよーし!」
ニヤリと笑う。この笑みには覚えがある。か・・・風見先生に似ている。何か、エッチな企みをしている人の目だ!
「さあ・・・秋良・・・ここ3日の私の研究の成果・・・とっくりと味あわせてあげるわ!」
愛里沙の右手にあるものがジャラっと音を立てる・・・。あれって・・・手錠?
ガバッと襲いかかられると僕はあっという間に後ろ手に手錠をかけられ、排水パイプの一本に身体を固定されてしまう。
「ええっと・・・固定の次はっと・・・」
愛里沙がランドセルからノートを出して見ている。ノートのタイトルがちらっと見えた。
『秋良ちょうきょう計画』
