第6章 色気の雫のち・・・秋の嵐
「だからぁ・・・しょうがないので、物品の整理だけでもしたいんですぅ。でも、私だけじゃあ、力が足りなくてぇ」
「あ!そういうことなら、不肖、この武内小太郎!お手伝い・・・」
じゃねえんだよ!お前ぇが来てどおすんだよ!
「いえいえ・・・武内先生にご足労いただくわけにはいきません。ただ・・・児童一人、お手伝い係に任命していただけないかなあって・・・。六年生の男子なら、頼もしいと思うんですよね」
「いやーそうですよね。もちろん良いですよ!誰にしようかな?飯田とか?」
「え!?お願い、聞いてくださるんですね。よかったぁ!さっすが武内先生です!」
つーっと胸に指を這わせる。
たったそれだけで、武内先生は顔を真赤にしてデレデレする。
耳元に口を寄せて、熱い吐息をかけてやると、びくんと、肩を震わせる。
ちょろい奴・・・。
「飯田くんもいいですけど、でもぉ・・・実は、もう、目星は付いてるんですぅ。なんか、保健室に興味あるみたいなので、ちょうどいいかなと思って・・・」
紫藤秋良くんを、保健室お手伝い係にしてくださいな・・・。
甘く囁くと、武内先生は、首がもげそうなほど何度も頷いてくれた。