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先生♡ロリコンになってください♪

第15章 ありえないキスのち・・・警戒警報発令!


どうやら彼女の兄が所有するマンガにそういうシチュエーションがあったらしい。
主人公が唐突にエッチなシチュエーションに巻きこまれ、そのまま恋愛に発展する的な?

「ほら、昔からよくあるじゃない?がらっと教室の扉を開けたら女子が着替え中でーとか。だから、私めっちゃ考えたのよね。なんとか小太郎先生と私がラッキースケベシチュエーションにならないかと!」

ぐっと拳を握って天を仰ぐ。
ん?要は偶然を期待するということか・・・?

これは・・・今回は僕、何もしなくていいのではないか?そんな偶然起こりっこないんだし、適当に「そうだね」「がんばってね」とか声かけてれば勝手に愛里沙の気は収まる・・・?

「さあ!秋良!ラッキースケベを起こすのを手伝いなさい!」

ちーん。

僕は白目をむいた。

収まるわけ・・・ねえよなあ・・・。

愛里沙の性格上、『起きぬなら、起こしてみせようラッキースケベ』になるのは当たり前である。

「む・・・無理だよ!そんな都合よく、ラッキースケベだなんて!」
「なせばなる!ならぬは人のなさぬなりけりよ!!」

・・・駄目だ・・・。
愛里沙の勢いに気圧されて黙った僕の様子を『諾』と勝手に受け取ったらしく、彼女は嬉々としてプラン(願望?妄想?)を語り始める。

「うん!できれば、偶然キスする!みたいなのがいいな。それで、それで!なんなら裸で抱き合っちゃったりとか!?」

どんな偶然だよ。そもそも、偶然だろうがなんだろうが、小学生女子と裸で抱き合う時点で先生が逮捕される。

無理・・・絶対無理。今回ばかりは無理すぎる。

このあとのロリコン会議は紛糾した。

無理だ!
いやできる!!なんとかしなさい!
だから無理だってば!
最初から諦めるなんて男らしくない!
不可能だっつーの!
不可能を可能にして見せてこその、奇跡!
・・・。

30分近くに渡る世界一不毛な議論を経た後、『とりあえず小太郎先生の近くにいないことには偶然も起こりようがない』という不思議な結論に達し、愛里沙は武内先生の近くに潜んでみる、ということになった。

じゃあ、僕はこれで、と帰ろうとすると、

「あんたはいざというときのバックアップ要員なんだから近くにいなさい」

と、むちゃくちゃなことを言われ、用もないのに学校に残る羽目になった。
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