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ずっと前から (降谷零/R18)

第7章 ずっと傍にいて欲しい


「そういえば伝え忘れてたけど…」

「ん?」

「あの指輪は婚約指輪じゃなく、プロポーズリングだ。」

「え?なにそれ!?はじめて聞いた!」

「プロポーズのためだけの演出用の指輪だから、本物はが選んで。僕が勝手に選んだら嫌だろ?」

「す、すごい……!」

零くんが選んでくれても、それはそれで嬉しいけど気遣いが優しい。

「全然ロマンチックでもないシチュエーションで悪いな。」

「あ、ううん!それはいい!むしろ結果的にあんな零くんの爆笑シーン、人前じゃなくて良かったよ。
それに、二人きりの方が落ち着いて話せるし、名前も呼べるから…。」

「はははっ。たしかにプロポーズ中にあんなに大笑いするとは思わなかったな。これでも緊張してたはずなんだけど。はほんと。クククっ。」

「ちょっと思い出し笑いやめて!?期待して勘違いしちゃダメだって思ってたから、なかなか理解というか、現在を受け止めきれなかっただけ!」

「――…僕は、すごく幸せだ。」



七年間、ずっと忘れられなかった零くんと結婚するなんて。

そんな奇跡みたいなことが起こるなんて。
たまらなく幸せだった。


この日のことずっと大切に覚えてるよ。

こんなにも大きな愛で包んでくれて、ありがとう。

本当に、心から幸せだった。




【ずっと傍にいて欲しい】
 

fin


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