第7章 ずっと傍にいて欲しい
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汗や何かでベタつく身体を流すため、零くんとお風呂に入る。
鏡で見ると、体中に赤い跡だらけ。ちょっと気持ち悪い量だよ?
全く、情緒不安定な状態だとやることがすごいな。
「あ。そういえば、夕食前に言ってた『プロポーズは僕からしようと思ってた』は、本当のことだったんだね。」
「当たり前だろ。する気もないのにそんな冗談言わない。」
「……たしかに。零くんはそんな残酷な冗談言わないね。」
「が以心伝心みたいなこと言うから嬉しくて。からかったのは悪かったが、からかうための嘘じゃない。に結婚を意識してもらいたいと思ったんだ。」
「結婚なんて絶対無理だろうって思ってたから、言われたあとも意識外だった……」
「ふふ。そうみたいだな。確かに降谷零として堂々と結婚宣言することは出来ない。潜入捜査のあいだは、表向きは安室透の妻と言うことはできるが。」
「そんなのどっちでもいいよ。
どっちも零くんなことに変わりないから。
安室透でも、バーボンでも、降谷零でも、どんな零くんでも全てどーんと受け入れてあげる。
零くんの力になりたい。
何ができるかわかんないけど、私を頼って甘えてほしい。」
「…。僕はもう今でも十分、に甘えてばかりだ。の傍にいると、ありのままの自分でいられるし、自分でも驚くような自分の一面が出てくる。」
「そう、なの?」
「あぁ。だから、気負わないでくれ。ただ、傍に居てくれればいい。」
「ふふっ。ほんとにそれでいいの?後で後悔しても知らないよ?」
少しからかうように言ってみたが
「あぁ。いいよ。ただし、浮気は駄目だ。」
「しないよ!零くんこそモテるんだから気をつけてよね!」
「僕は大丈夫だ。以外になんの興味もわかない。外面で笑っているだけだ。正直どうでもいい。」
「……っ!な、なら大丈夫、だね。」
またそんなセリフをスルッと言える零くんがすごい。
こっちが動揺してしまう。