第11章 いつもの様子 ※
とてつもなく身体がだるいけれど、渋々話をする。
「今日会ってた人は、このあいだお見合いした相手で―― って、なに!?顔が怖い!!怖すぎて何も言えない!!!」
「僕の顔はいいから続きを。」
「あー…はいはい。
で、今日はその人と、もう1人の幼なじみの3人で会ってたの。
その子とも昔一緒によく遊んでたから。
2人とも今は付き合ってる人いないみたいだし、久しぶりに会えてまた2人も仲良くなれたらなーって思って。」
「わざわざそこまでする必要があるのか?見合いのことは断るだけで終わればいいものを。まぁ、3人……か。よくは無いが2人よりはまだいい。」
「初めから断るつもりのお見合いをした罪悪感があったからね…。よかった、誤解がとけて。」
「そもそも黙って行くな。あと、まだあるだろ?」
「言ったら零がもやもやすると思って。まだあるって、もうないよ?」
「ポアロで梓さんにきいた。園子さんも他に気になる相手がいるだとかがモテるとか言って浮かれていたが?」
「ポアロで? 園子ちゃん・・・なんだろ。赤井さんのこと?」
「あ、赤井だと!?」
「え?じゃあ違うかも。」
「どっちだ。」
「本当にわからない。赤井さんにならポアロでまた会ったよ。そのときに園子ちゃんたちもいたから、仲良さそうに見えてたのかなって。
ごめん、わかんないから・・・梓さんか園子ちゃんに・・聞いて、みて?」
「見に覚えもない程度か。それならもういい。誰かに言い寄られているところでも見られたんだろう。」
「なるほどー・・・うん、どうでもいいね、それは。」
「ふっ。本当にどうでも良さそうだな。
ーーーん?寝たのか?」
「、感情的になって悪かった・・・
愛してるよ。
との子どもも、いつか・・・」
眠ってしまったの唇をそっと指で撫でて呟いた。
【いつもの様子】
fin