【ごちゃまぜ】SHORT STORY【ヒロアカ】【鬼滅の刃】
第7章 お前の1/3と言われても。【 轟焦凍 】
――特別なフレンズ?――
「……なぁ、」
「んー? どうしたの、焦凍」
放課後の誰もいない渡り廊下。
歩みを進めていたは、腰を強引に抱き寄せられて足を止めた。
振り返ると、至近距離から左右違う色の瞳が静かに自分を見つめている。
「前から気になってたんだが……『セフレ』ってなんだ?」
「ぶふっ……!?」
真面目な顔で投下された爆弾に、は盛大にむせ返った。
「な、何いきなり……っ!セフレはセフレでしょ!?体だけの、お互い割り切った気楽な関係のこと!」
「そうか」
轟はふむ、と深く納得したように頷いた。
「互いの体を大切にし合う、特別なフレンズ(友人)ってことか。……そういう意味なら、俺はお前のセフレで間違いないな」
「ちがーーーう!!どこをどう解釈したらそうなるの!?」
「……?何が違うんだ。俺はお前の体を大切に抱いてるし、お前も俺の体を受け入れてる。特別な関係だろ」
大真面目にズレた論理を展開する轟に、は頭を抱えた。
「あのね、焦凍……!世間一般の『セフレ』に、そんな重い情緒は含まれないの! もっとドライで都合のいい関係なの!」
だが、轟は「都合がいい」という単語に引っかかったように、すっと目を細めた。