【ごちゃまぜ】SHORT STORY【ヒロアカ】【鬼滅の刃】
第5章 先輩の1/3になりまして。【 緑谷出久 】
は吸い付ける口腔の圧力を一気に高め、手元のストロークの速度を早めた。
淫らな水音が部屋の中に響き渡る。
「んむっ……ふ、ん……っ!」
喉の奥でしっかりと絞り上げるように圧迫され、出久の背筋に激しい電流のような衝撃が走り抜けた。
「〜〜〜〜〜〜っっっ!出ちゃい……っ、あぁぁぁーーーっ!!」
言葉が絶頂の悲鳴へと変わり、出久の体が大きく跳ね上がる。
経験したことのない強い快感とともに、熱い塊が勢いよくの口内へと吐き出された。
何度も、何度も体に波が押し寄せ、そのたびにビクッと大きく腰が跳ねる。
「んっ……ぐ……ふ……っ」
は逃がすことなく、出久から吐き出される熱い全てを口内で受け止めた。
ドクドクと脈打つのが収まるまで、先端を離さず優しく舌先で舐め転がし続ける。
やがて荒い息だけが静かな部屋に残り、出久は完全に力を抜いてベッドへ沈み込んだ。
はそっと口を離すと、ゴクンと喉を鳴らして呑み込み、口元に残った白濁を指先で拭ってペロリと舐めとった。
「……いっぱい出たね、出久くん」
「あ……はぁ……はぁ……っ」
真っ赤な顔のまま、涙目の呆然とした表情で天井を見つめる出久。
はそんな彼の横に倒れ込むと、汗ばんだ額に優しくキスを落とした。
「……ねぇ、出久くん」
耳元にそっと指先を滑らせ、甘く囁きかける。
「これからも私と……こういう特別な関係、続けてくれる?」
問いかけに対して、出久からの返事はない。
あまりの心地よさに打ちのめされたのか、ただ荒い吐息を漏らしているだけだ。
けれど、赤く火照ったその顔を見れば、答えなんて聞かなくても分かった。
きっともう、私を断ることなんてできない。
(ふふ、やっぱり……すごく可愛い)
この甘い関係に潜む『ルール』の真意など、出久が知る由もない。
手に入れた新しい『1年生枠』の熱を愛おしそうに引き寄せ、は満足げに笑みを深めるのだった。
【 先輩の1/3になりまして。 】