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①呪術廻戦〜脹相〜

第71章 誕生日パーティー



しばらく歩くとようやく家が見えてきた。

「着いたぞ」

「……ほんと?」

「ああ」

「降りる」

「分かった」

そう言って脹相が身体を屈めるけれど彼女は腕を離さない。

「……お前?」

「やだ」

「降りないのか?」

「まだ」

「もう家だ」

「知ってる」

「なら降りろ」

「脹相が降ろしてくれる?」

「……今、降ろそうとしている」

「まだここがいい」

「……」

脹相はしばらく黙った。

「分かった」

玄関までおぶったまま運ぶ。

「靴、どうする?」

「脱がせて」

「……」

脹相は何も言わず、私の靴を脱がせる。

「これでいいか?」

「うん」

「降りるか?」

「……まだ」

「……」

「もうちょっと」

「分かった」

結局、玄関から部屋までおんぶされたまま移動することになった。

「脹相」

「なんだ?」

「眠い」

「寝るなら寝ろ」

「ここで?」

「……」

脹相は少し考える。

「部屋へ行くぞ」

「うん」

寝室へ向かい、ベッドの前まで来て、脹相がゆっくり私を降ろそうとする。

「……待って」

「どうした?」

「一緒に寝る」

「……」

「抱き枕…なってくれるんじゃないの?」

脹相は目を伏せた。

「……ああ」

「じゃあ、早く」

「分かった」

ベッドに入ると〇〇がすぐに脹相へ身体を寄せた。


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