第63章 文化祭の呼び込み
『ボディービル部 メイドカフェ』
「……」
「どうしたの?」
「……この店は」
「うん?」
「あの格好で…あいつが給仕するのか?」
「いや?」
五条が楽しそうに答える。
「〇〇は呼び込みだけだと思うよ。」
「……」
「中に入ると、本物のボディービル部員がメイド服着て待ってるんじゃないかな」
「…………」
脹相が固まった。
「……そうなのか?」
「そう」
「……」
脹相は看板を見る。
そして。
あなたを見る。
「……」
「面白いでしょ?」
「……ああ」
全然。
面白そうではない顔だった。
そして。
その後。
あなたの呼び込みにつられて。
何人かの生徒が教室へ入っていく。