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①呪術廻戦〜脹相〜

第61章 あいつが俺を好きかもしれない


そして。

ほんの少しだけ口元を緩めた。

「……そうか」

その顔を見て。

五条は思う。

――ああ。

これはもう。

完全に恋してるじゃん。

けれどそれは口には出さなかった。

今は脹相自身が、その気持ちを大切に抱えている時間なのだろう。

「じゃ、頑張ってね。未来の彼氏さん」

「……まだ違う」

「はいはい」

「……まだ、な」

その小さな付け足しに。

五条は笑った。

「うん。まだね」
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