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①呪術廻戦〜脹相〜

第59章 花火大会



その日の帰り。

高専へ戻ると、私は脹相を見つけた。

「脹相」

「ああ」

「今度、花火大会に行くことになった」

「花火大会?」

「うん。クラスの友達と」

「……男もいるのか?」

「いるよ。みんなクラスメイトだから」

「そうか」

脹相はそれ以上何も言わなかった。

私は続ける。

「でも、花火が始まる前には帰ってくるつもり」

「なぜだ?」

「人混みが苦手だから」

「……そうか」

脹相は頷いた。

「じゃあ、帰ってきたら一緒にご飯食べようよ」

「ああ」

それだけの会話だった。

その時は。

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