• テキストサイズ

【ブルーロック】GAGAMARU symphony

第3章 近くの野生児


「あ、あと、透はお弁当の卵焼きを最後に食べるって。透、昔から甘い卵焼きが好きだものね」

お母さんからの追加情報に固まる。

おい、我牙丸くん。
そんなことを言ったら一緒にお昼ご飯食べてると思われるだろうに…。
実際は私が一人でお弁当食べてるところを遥か遠くから6.0の視力を駆使して勝手に見ていただけ、なんて種明かしもできない。
いや、もう考えるのはよそう。
もうお母さんと我牙丸くんが会うことなんてないんだから。
そのうちお母さんの中で、そんなこともあったなくらいの思い出になるのを静かに待とう、と何もツッコまずにやり過ごした。


そして、そんな出来事が私の中で昨日のことになった次の日の朝。

目が覚めたばかりのぼんやりした頭でも手はフルオートでスマホを開く。
まだ朝なのにアプリの通知が何個かあって、それらをスイスイっとスワイプして消していく。
そんな通知の中にメッセージアプリのものが一つ。

『新着メッセージがあります』

どこかお店とかのニュースとかのアカウントだろうと思ったけど一応開いて確認する。

送り主は




我牙丸くん。




ん?




メッセージは




『おはよう』。




は?





たったそれだけポコンと画面に浮かんでいて、まだ動き出していない私の頭は「???」でいっぱいになった。
/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp