第3章 嫉妬
「にの?…なんで、泣いてるの?」
わからない。
なぜか涙が出てくるんだもの。
そっか…
世界で1番好かれてたんだ、俺。
いいんだ、たとえその言葉が
「世界で1番、4人みんなの事が好きだよ」
の意味だとしても
世界で1番4人が好きだ、なんてキャスターとしてあるまじき言葉のおかしさだけど。
それでもいいんだ。
今、その言葉を俺に向けてくれるなら。
「嬉しいよ、しょおさん……
もう死んじゃったっていいくらいだ」
「にのが、死ぬのは…いやだな」
「ふふ、冗談ですよ
こんな可愛い子残して死ねないですから、
ねっ、」
そう言ってイイトコロを突く。