第2章 あなたがいるから
「ま、待って!!あなた昨日もどんだけシたと思ってるの?!」
僕の言葉を何も聞いてないかのように優しくキスされる。
何度も何度もしていくうちに段々濃厚なものになっていく。
やばい、意識持ってかれる…
ギブアップ、と言わんばかりに兄さんをバシバシ叩くけど構わずキスをする。
ダメだ…こうなるともう僕じゃ止められない…
兄さんの手が躰に触れる。
段々その手が胸の辺りまで来て、胸の飾りを軽く触る。
「ふっ……あ、」
思わず声が出る。
「……かわいいねぇ」
「そ、んなことばっか…かわいく、ないよ…」
こんないい歳した男に対して…
「いいや、可愛いよ…しょーちゃんはいつでも可愛くてかっこいいの」
真っ直ぐな瞳で言うもんだから、素直に照れてしまった。
兄さんは動かす手とキスを辞めない。
段々俺自身に熱が籠ってくる。
触って欲しくて腰が動く。
「……やらしいね、しょーちゃん」
「やめ、っ…ふあ、まっ、て……」
「やめるの?」
そう言って手と口を止める兄さん。
「ちが、うの……やめないで……」
「ちゃんと言えて、お利口さんだね」
そう言うと服の上から俺自身を触る。
触るだけで何も刺激しない。