第4章 生活〜
ひどく?
「命令されて、押さえ込まれて、配慮もされずねじ込まれて……」
ベッドの端に腰掛ける悟のそばに寄りたくて体を起こそうとしたけど無理みたい
「もっと近くにきて」
ベッドをポンポン叩くする
ため息をつきながらすぐ近くまで来てくれる
なんとか頭を持ち上げて太ももの上に頭を乗せることができた
うなだれてる顔を見上げると眉間にシワを寄せ超絶不機嫌な顔をしていた
「くくくっ」
おかしぃ、美しい顔も超絶不機嫌な顔は醜く見える
悟の体をトントンしながら
「怖かった?」
「は?怖かったのは〇〇〇でしょ?あんな扱いされて…」
「…怖くなかったよ?…悟は怖かった?」
「怒ってたんだよっ〇〇〇の無防備さにっ
汚いヤツに汚い手で汚いモノをねじ込まれたら?
24時間365日側にいてやれないんだよっ、すぐに駆けつけてやれないんだっ」
「悟…怖かった?」
「………。」
「悟は怒ったんじゃないと思う
(私が)傷つけられるかも…
(私が)奪われてしまうかも…
(私を)失ってしまうかも…
って怖かったんじゃないかなぁと思った」
「なんだよ、それ…」
「怖くはなかったけど…
息が苦しい
意識を手放してしまおうか
黒い感情に飲み込まれてしまおうか
今、私を抱いているのは誰?
私の大好きな悟はどこ?
澄んだ美しい瞳で見つめてくれる悟はどこ?って思ってた。
意識を手放さなくてよかった、へへっ」
口をぱくぱくして水を求める
口移しで水を与えてくれる
嚥下して眉間にシワが寄る
「まっずっ、ぬっるっ」
吹き出しながら待っててと言って冷えた水を取りに行った
ははっ、可笑しくてたまらない
やっぱり笑ってる方がかっこいい