第3章 愚かな傍観者
ゆっくりと直哉の指が椿の中に入って来た。
初めて他人の指を受け入れるソコは、入って来た異物をぎゅっと締め付ける。
『ここに俺のが入るんやで。』
高揚した顔で椿の中を丁寧にほぐす直哉の顔に、椿は嬉しさで目を細める。
『ああ…直哉くん……嬉しい……。』
直哉の首に腕を巻き付けて、直哉から与えられる快楽に身を任せた。
何も怖い事など無かった。
それよりも湧き上がる幸福感の方が遥かに大きくて、椿は甘い声を出しながら直哉に全てを曝け出す。
『ほんまに、綺麗に育ってくれて嬉しいわ…。』
要らない服を全部剥いで、全裸でベットに横になっている椿を見下ろして、直哉は嬉しそうに言った。
その顔がまた、椿の気分も高揚させる。
直哉も自分の服を脱ぎ、またその体と昂っている自身のモノを、惜しみなく椿に見せつける。
完璧だった。
この綺麗な顔をした男の人が、自分だけのモノになり、自分もまた直哉のモノになる。