第9章 よくない変化
椿は声を出せないほどの圧迫感に、唇を震わせていた。
昨夜入ったところまでは、入れることは出来たが、悟は思い切りこの中に自分のモノを押し込みたかった。
「…痛い?」
「…だ、大丈夫…。」
震えた声で椿は答えた。
悟は思い切り打ち付けたい衝動を堪えて椿を見た。
この女は悟の望む行為をすれば、結婚してもらえると思っているフシがある。
確かにそう脅したのは悟だったが、その為だけに我慢して自分と体を合わせていると思われているのも腹が立った。
自分が渇望したように、彼女にも同じように感じて欲しい。
「ね…悟…。」
しばらく椿の様子を伺っていると、彼女の手がシーツから離れて、悟の鎖骨に触れた。
「…動いてくれないと…なんか体が変なの…。」
お腹の奥が疼いて、体が熱くなる。
自分の熱を取って欲しくて、椿は悟に縋るように彼の胸元を指で滑らせた。
「っ!」
途端に悟の体が覆い被さってきて、お腹を満たす圧迫感が強くなった。