• テキストサイズ

【呪術廻戦】五条悟の恋愛事情【R指定】

第8章 視えない悪夢










『いつまで続けるつもりだ?』






静かな京都の山中。

人払いの結界に隠された古い屋敷には、今日も御三家の当主と重鎮たちが集っていた。




椿は直哉についてきた、時間つぶしに山林の空気を吸っていた時だった。




昔馴染みではあるものの、面と向かって話すのは滅多にない、男がそこに立っていた。




今とあまり変わらないが、雰囲気も椿を見る目も今と全然違う。




(ああ、悪夢の中か…。)




いつの間に寝てしまったのだろう。

悪夢を見たということは、断片的な情報の後に、また殺される場面で目が覚めると言うことだ。




早く起きなちゃいけないのに……。




最後の瞬間が始まる前に……。




頭の意識はハッキリと今の意識なのに、悪夢の中の椿は、勝手に体が動き、言葉を放っていた。




「…あなたは会議に出なくていいの?言っとくけど、私に取り入ったって、禪院家に変わることはないわよ。」




椿の声は掠れていた。

目の下に隈が酷く、酷い頭痛と倦怠感。

間違いなくもうすぐ直哉に殺される頃の体調だった。



/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp