第1章 五条悟の婚約者
初めてだと言う割には決して臆していない。
ニヤッと綺麗な顔で笑って、悟は女を組み敷いた。
ちゅっちゅっと、繰り返されるキスに、舌が絡むのはすぐだった。
柔らかくて、気持ちのいい唇の間を割って、唾液が絡む様に舌を絡めた。
別に椿に禊を立てる様な間柄では無かったと知った。
椿が気にしているのは、いつも一条昴の『成長』だけだ。
そう思えたら、全部が馬鹿馬鹿しくて、悟は目の前の女の豊満な体に身を委ねた。
女の子は柔らかくて気持ちいい。
その純粋な思いが、椿への罪悪感などすぐに消した。
唾液を絡め合う唇はすぐに、女の体に向かった。
ぎゅっと握れる乳房に顔を埋めると、すぐに舌でその先端を転がした。
吸って硬くなった乳首を丹念に舐めると、女からは甘美な声が漏れ始める。
その時の衝動は、思春期の男なら誰も抗えないだろう。
そんな免罪符を掲げて、悟の舌は女の体を這っていく。