第6章 狂気の月
「ん…ああっ…悟っ…。」
悟の指が自分の秘部をなぞると、椿の唇から声が漏れる。
「っ…うっ…ああっ。」
急に身体が跳ねたのは、知っている感触では無かったからだ。
夢で直哉に抱かれている身体の記憶は、悟の指で上書きされていく。
「あっ悟っ…待ってっ!」
「何?コレがいいの?」
指で軽くクリトリスの皮を剥いて先端を撫でた。
途端に慌てた椿に、悟は気分が良さそうに笑った。
「あっああっ…それっ…っ!」
余裕が無く体を強張らせる椿の胸を掴んでその先端にある乳首を口に含んだ。
「っ!!!!!」
先程より椿の背中が跳ねると、椿は声にならない嬌声をあげる。
「ああっああ…っダメっ…それダメ!」
ダメと言っているその言葉は、やめてほしいという事じゃない。
「気持ち良かったら、イってもいいよ。」
捩れる体を押さえつけて、悟は更に椿に刺激を与える。
「っ…あぁ……もうっ……!」
続けられる悟の愛撫に、椿の体が強く強張った。