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【ヒロアカ】Until You Live【爆豪勝己】

第3章 【二巡目】


(あの時、あいつらが言ってた『出かけた時に買う何か』が、あの爆弾だったのか……! どの店だ? どこで、何を掴まされるか分からねぇ……!)

出処がボカされているからこそ、最悪の可能性が脳内を埋め尽くす。

俺が同行する。それなら、透がどこの店の、どんな妙なものを手に取ろうと、その瞬間に力ずくで叩き潰せる。だがそれは同時に、自分が透と芦戸の買い物に隅から隅までついて行く男になることを意味していた。

芦戸がぱあっと目を輝かせた。ピンク色の頬が更にピンクになる。
「えー! いいじゃんいいじゃん! 爆豪も来なよ! 荷物持ち!」

「誰が荷物持ちだクソピンク!!」

「あ、でも男子がいたら気まずくない? 女子のお店回るんだよ?」
背後から上鳴がもっともな声を上げる。
アクセサリーショップ、コスメ、下着売り場。男が同行すれば確実に地獄を見る。

爆豪はぐっと奥歯を噛んだ。

しかし、選択肢など最初からなかった。どこに罠があるか分からない以上、目を離した隙に透が一人で何かを買い、あの惨劇が繰り返されることだけは絶対に防がなければならない。

爆豪は盛大にため息をついて、言い放った。
「……チッ。行ってやるよ」

「「きゃーっ!!」」
女子二人が黄色い声を上げる。

こうして、女子二人のショッピングにあの爆豪勝己が全店舗完全監視の『荷物持ち』として参戦するという、前代未聞の編成が決定した。
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