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壊れた心を、もう一度。【名探偵コナン】

第4章 4



5日後の木曜日ーー…

ポアロを訪れた次の日の夜に安室さんから今日の探偵業の連絡がきた。

今回は既婚者の浮気調査なのだそうだ。既婚者男性の奥さんからの依頼で、浮気の証拠集めるため尾行するのが今日の目的だ。

集合場所はポアロから程近い公園で、近くまでは安室さんの運転で行くとのことで私は公園までの道のりを歩いていた。

彼女役ということでデートを意識した服装をチョイスしておいた。
彼女役を務めるのに、不安半分と楽しみ半分。

………変じゃないかな…。緊張してきた。

コンパクト型の手鏡で前髪を直していると、あまり普段聞かないエンジンの音とともに白いスポーツカーが走ってきて私の前で停車した。

「おはようございます柚希さん。」

爽やかに車から出てきた安室さん。

「安室さん?!おっ、おはようございます!この車安室さんのですか?すごい車!」

ニコニコしながら安室さんが「はい、僕のです。」と言いながら当然のように助手席のドアを開けてくれた。

「ありがとうございます!安室さんは紳士ですね!」

そう言いながら私は助手席に座り、くすくす笑いながら安室さんも運転席に乗り込んだ。

「じゃあ出発しますね。」

車がゆっくりと走り出す。

私はあまり乗り慣れない車に少しキョロキョロと見まわした。

「なにか気になることでもありますか?」

「すいません、RX7乗るの初めてなんです!かっこいいですね!あっ、見回してごめんなさい。」

「へぇー…、この車知ってるなんて柚希さんって車に詳しいんですか?」

「いえ、車に詳しいわけではないんですよ、幼馴染がRX7好きで憧れてたので知ってるだけです!だから安室さんが乗っててびっくりしました!だからラッキーです。」
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