第9章 本心はどこにある?
〜 side〜
翌日は、朝から、テレビ局でM!LKがバラエティ番組にゲスト出演する収録がある。
テレビ局に着いて、先に着いてるであろうメンバーと合流する為、楽屋に向かう。
楽屋に着いて一呼吸置く。
コンコン
ノックして楽屋に入る。
ガチャ
「おは、、よ・・・(えっ?太智・・・君だけ?)」
太智君「あ、お、おはよ(目が泳いでる)」
楽屋を覗くと太智君しか居なかったから気まずい。
「あ、あの、皆、、、は?」
太智君「まだ、来てへん、、、みたい」
「そ、そっか・・・」
沈黙が続く。
楽屋にはテレビの音だけが響く。
太智君って、私が、昨日、勇斗君と食事行ったの知ってるんだよね?
昨日、聞かれたし。
太智「(ちゃん、昨日、勇斗との食事、楽しかったのかな?諦めるって決めたのに気になって仕方がない。イライラするしムカムカする。俺、ホンマにヤバイかも知れん)」
私は楽屋でストレッチをする太智君をメンバーの衣装チェックをしながらチラチラ見てた。
太智君には花蓮ちゃんって言う好きな人がいるし私はマネージャーなんだから諦めようって昨日、決めたじゃん。
それなのに、どうして太智君を目で追ってしまうの?
ダメだよ、こんなんじゃ。
全然、諦められてないじゃん。
私は、勇斗君が、好きなんだよね?・・・多分。
うん、そうよ、そうよ。
昨日だって楽しかったし。
勇斗君と居ると気を使わなくて済むし、緊張しなくて済むから楽だし。
それから30分もしないウチに勇斗君が来た。
「勇斗君、おはよ。」
昨日、ディナーデートしたから少し意識しちゃう。
でも勇斗君は
「おはよう。今日は、バラエティ番組の収録だね?今日も頑張りますか!!」
いつもと同じテンション。
あれ?昨日の事、意識してるのは、もしかして私だけ?
ヤバっ、恥ずかしい(汗)
他のメンバーも次々と挨拶しながら楽屋に集まった。