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ふたりで歩んでいく時間

第2章 再会


「ちゃん、松村さんと知り合いなの?」
「前に打ち上げでお会いしたことがあるんですよ」

あ、下の名前。さんって言うんだ。メイクさん、ありがとうございます。人見知りの俺のことわかってやってくださったとしたら、あなたは神様です。
そして俺のこと覚えててくれたっていう事実が嬉しすぎて思わず顔が緩んでる自覚ある。

「松村さん、メイクするんでここ座ってくださいね」
「はい」
「あ、私も次行かなきゃなので…」

せっかくの再会もそこそこにさんも片付けを始める。また会えなくなるかも、もう会えなくなるかも。引き止めたい。でもいきなり引き止めるなんて…。

「あ!先にお手洗いしてくるので少し待っててもらえます?ごめんなさいね!」

メイクルームから足早に出ていったいつものメイクさん。やっぱりあなたは神様です。
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