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【呪術廻戦】甘味昏々

第3章 苦い行為


そうして30分も口の中を蹂躙されていると感覚も鋭敏となり、立派な性感帯として機能し始めていた。

(ヤバい、ヤバい…キス、めちゃくちゃ気持ちいい…!)

初めはにされるがままだった甘井も自然と自分から舌を絡めるようになっていた。
甘井の変化に気付いたは目だけで楽しそうに笑う。
というのも、甘井の変化はそれだけではなかった。
キスで十分性的興奮をしたのならそこ以外のモノが反応するのは男のサガで、甘井の下半身の性のシンボルは既に形を成して立派に主張していた。
甘井自身もそれは認識しているのだから、跨っているがそれに気付かない訳がない。
その証拠にそれを確かめるようにの腰が前後に緩く動いている。
そんな微かな刺激にも反応して、甘井の腰も浮いてしまう。
は少し強めに甘井の舌を吸うと口を離し、一度甘井の顔を手で包んで見つめる。
甘井がぼんやりした目でを見返すと今度は甘井の首を抱くように腕を回してきた。
そして、耳元で「甘井ってさー」と囁く。
耳にかかる吐息がこそばゆい。

「童貞なの?」

「どっ、…てい、ではない…」

「えー、キスくらいでこんなになってんのに?」

「これは…久しぶり、だからってだけで…」

実際、特定の相手がいたわけではないが何となく雰囲気に流される形で童貞は捨てているし、その後何回か経験もある。
ただ、このようなキスだけで30分以上というのは初めてで、キスで性的快感を覚えたのも初めてだった。

「ふーん」

はそんなことには興味はないような返事をするとおもむろに目の前にあった甘井の耳を舐め上げた。

「ぅわ…」

思わず声が出たがそんなことではは止まらず耳を口に含んで舌で転がしたかと思えば、耳から首へと舌先でチロチロと舐めながら下がってくる。

「…ぅ、く……ん」

くすぐったさのその奥に何か違う感覚があるような気がするが、それは開いてはいけない扉のような気がして必死で堪える。

「人の肌ってしょっぱいもんだけど、甘井は甘いんだね」

尚も肌に舌を這わせながら「ねぇ、甘井」と少し甘えたような声。

「こっちのも甘いの?」

そう言っては甘井のズボンの中で窮屈そうに膨らんでいるモノに手をかけると根本からゆるゆると撫で上げた。
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