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彼女はボクに発情しない

第15章 組曲:夏の夜の願い ”秘密の森”


1分ほど、身体に力が入っている状態が続き、その後、ストンと脱力した。
ボクもほっと、息をつく。指はもう、抜いている。そっと、胸元をあわせ、あらわになったおっぱいを隠してあげる。

「・・・?」

まだ薄く目を開けているだけのの額に汗で張り付いた前髪を少し払う。その無防備な表情を見ているうちに、わざとではないとは言え、にフェラチオをさせてしまった罪悪感が今になって込み上げてきた。

「ごめん・・・。失敗しちゃった・・・」

ぺろりとは口の端についたボクの精液を舐めあげる。そして、そのまま・・・

「ありがとう。今日も・・・本当に・・・」
そう言いながら、腕を伸ばし、ボクをギュッと抱きしめた。

青い月光が落ちる森の中、もしかしたら、これも『発情』の残滓なのかもしれないけれど、もう少しだけ、この温かい感触を味わっていたい、と、ボクは思ってしまった。
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