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エヴァンゲリオン夢小説

第3章 第参話 始まりの終わり


Neon Genesis Evangelion (The Beginning of the End)
EPISODE:3 Paranoia

「なんだお前たちは!ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ!」
国連管理下の隔離室に黒い防護服の男たちが銃を構えて入ってきた。
「銃はよせ。少し見るだけだと言っているだろ」
「……はっ」
防護服の男たちは壁沿いに並び、銃を下げた。そう指示したのは紺色の高級な服を着ていて、両目が白い包帯で隠れた男であった。その男は隔離室の扉を開いて目に光を失い、椅子に縮こまり、口を全く開いていない少女葛城ミサトの元へ行った。男は頭を優しく撫でて見せた。ミサトは顔を上げた。今までこのような行為を見せることは全く無かった。
「覚えているかい?ミサトちゃん」
男は屈んでミサトの目線に合わせた。
「え……?」
「僕だよ」
男は前髪を流し、包帯を少し引っ張って目を見せた。目は青色に輝いていた。
「カイ……お兄ちゃん……?」
「何っ⁉︎」
裏向きの情報を所持している国連の人間たちは一歩下がった。そこにいるはずのない男が今現れた。死んだはずの男が。カイは頷き、微笑むと立ち上がり、防護服の男たちに向き直った。
「……用はすんだ。いくぞ。碇ゲンドウとの対談を控えてる」
「了解しました」
国連の人間たちは呆然としていた。ミサトは顔を上げたまま信じられないものを見た顔していた。しかし、目には光が戻っていたのであった。


GEHIRN本部 司令室
「ご苦労だったな五十嵐」
ゲンドウは手を組んでカイを見ている。
「……まあ……こっちもこっちで忙しいんだ。1番と2番が消滅した。また新しく作るのに時間がかかるのだ」
「……そうか。次はうまくいきそうなのか?次の実験でお前の処遇やさせることを決める」
「わかってる。対使徒兵器は上手くできそうなのか」
「汎用ヒト型決戦兵器だ。名は古代ギリシャ語で『福音』を意味する『エウアンゲリオン』から取ろうと思っている。そしてイヴと掛けて『エヴァンゲリオン』とする」
「ドイツ語か。そしてラテン語。奇妙な名前だ」
「試作品モデルは多数作っているが完成品が中々できん。この試作品はエヴァンゲリオン零号機とする。試作品だ」
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