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ロマンス【ジョジョ4部】

第3章 なんかゲームみたいな生活


「せんせ……っ、まっ……」
制止しようとする彼女の言葉を無視して、その白くて柔らかそうな肌に触れようとしたその時だった。


ピリリリッ、ピリリリッ!


どこかから、携帯電話の着信音が脱衣所に響き渡った。

「っ!で、電話!」

彩峰は、力一杯僕の手を振りほどくと床に落ちていたバスタオルを急いで身体に巻き、携帯電話を掴んだ。

「なっ……風呂場に携帯電話を持ち込むんじゃあないッ!何を考えてるんだッ!」
「ひっ!すみませんごめんなさい失礼しますっ!」

ひたすら謝りながら、彩峰は風呂場から飛び出して行ってしまった。


1人脱衣所に残された僕は、ずるずるとその場に座り込んだ。


今になって、顔が熱くなってきて心臓の音がドッドッと早くなる。


 どういう事だ……?

 この僕が、あんな女の裸ごときでこんな……

 おかしい。

 僕は……

「……はぁ……彩峰、あいつ……」


僕は、しばらくその場から動けずにただただ溜息を吐くだけだった。















「もぉ、ビックリしたぁ……で、電話、出なきゃ……!」

露伴先生から逃げるように階段を上り切った私は、鳴り続けていた携帯電話の液晶を確認した。

「誰だろ……ん……?」

液晶に映っていたのは、全く知らない番号。

それも、どっかの家電っぽい。

 も、もしかして、仗助くん……?

私の心臓は、急に高鳴った。

ドキドキしながら、期待に満ちた指で通話ボタンをポチっと押した。

「はい、彩峰です」
『あ、彩峰さんっスか?仗助です』

 わぁぁ!仗助くんだ!

私は、年甲斐もなく嬉しくなってしまった。

思えば、こんな気持ちになったのはかなり久しぶりだ。

 こんな気持ちって?

 それはさぁほら、あれ……

 気になっちゃうっていうか、その……

 いや、誰だってそうでしょ!イケメンに助けてもらった上に電話番号まで聞かれたら、ねぇ?

 舞い上がっちゃうでしょ。

『彩峰さん?』

電話から聞こえる仗助くんの声で、我に返った。

「あ、はい!ごめんなさい!えっと、その節は大変お世話になりまして……」
『はは!何?俺、取引先か何かっスか?』
「うっ……すみません……」
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