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【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)

第22章 オーマン×凶兆×夏油


ホックを外されただけで、肝心なところは触らない。

大きな手が肌をなでるだけ。

かと思いきや、指先がツー…と肌をなぞる。

思わずびくっと反応してしまう

「…っ」

「どうした?私の手を、止めなくていいのかな」

その言葉に、少し理性を取り戻し、力なく夏油の手を服の上から押さえつける。

「ふふっ、そんなんでいいのかい?」

お構いなしに指先で輪郭をなぞる。

「っ、ぁ、、、」

それ以降夏油は、何も言わずただ撫で続けた。

肝心なところに触れそうになると、手が離れる。

自分でも欲情しているのが分かる。

そんなをわかったかのように、抱き寄せる。

背中越しに伝わる体温。

しばらく抱きしめられているうちに、意を決して口を開く

「…夏油さん。」

だが、返事はない。
代わりに

すぅ……。

すぅ……。

と、寝息が聞こえてくる。

(…ね、寝てる…。)

本人は後ろから抱きついたまま、完全に意識を手放している。

邪な思考から急に現実に引き戻される。

「……信じられない。」

そう呟いて、そっと、ベットに戻す。

自身も布団に潜り込むが、体は火照ったまま。

「…最悪」

そっと、静かに自分の手でなだめる

が、いけそうでいけず、荒い息遣いだけが残る

ふと背中に夏油の腕が当たるのを感じる。

(…少しだけ…。)

そう言い聞かせ、夏油の腕にしがみつき、目を閉じる。

物足りなさだけが増していく。

ただ、程よい気持ちよさに、眠気が襲う。

「んぅ、、、」

結局いけずに意識を手放した。





数時間後――。

まだ夜と朝の境界が曖昧な時間だった。

カーテンの隙間から差し込む光は薄く、空も完全には明るくなっていない。

はゆっくりと目を開けた。

「……ん……」

意識が浮上する。

静かな部屋。

空調の低い音。

遠くから聞こえる街の気配。

眠気は残っている。

自分の腰の辺りに回された腕。

夏油だ。

すっかり顔色の戻った夏油が静かな寝息を立てており
昨夜の苦しそうな様子はどこにもない。

邪な記憶が少しフラッシュバックする中
また目を閉じる。

窓の向こうでは、オマーンの朝日がゆっくりと昇り始めていた。
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