【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第22章 オーマン×凶兆×夏油
(これでよし…)
そう思いながら、再び寝室へ戻り、ベッドに入ろうとしたそのときだった。
「……水を、少し頂けるかい?」
目を閉じていたはずの夏油が、静かに口を開く。
その声は先ほどよりも落ち着いているのに、どこかまだ熱を含んでいた。
すぐにグラスを取る。
「はい、今——」
「……飲ませてくれないのかい?」
その言葉で、動きが一瞬止まる。
暗くなった部屋に、目が慣れず、夏油の表情はよく見えない。
ただ、薄く笑うような気配だけがある。
(冗談……?それとも……)
判断がつかないまま、わずかに眉を寄せた。
「……今日だけですよ」
そう言って、再び水を口に含む。
慎重に距離を詰める。
「……ん。」
静かに水を口元へ運ぶ。
その瞬間だった。
夏油の手が、そっと動く。
の頭に触れるように手が置かれた。
撫でるというより、“そこに留める”ような、曖昧な触れ方。
口から水がなくなるとき、ゆっくりと夏油の舌が入り込む。
少しだけ水で冷やされた口内も、次第に熱く混じる。
「~~っ、」
大きな手が、離れるのを許さない。
鼓動が早まる。
どのくらい、そうしていただろうか、
やっと口が離れたころには、夏油よりの方が顔を赤らめていた。
「おや…移してしまったかな」
「っ、、、大丈夫です…」
そういって、静かに離れる。
「…へぇ、もっと怒ると思ったんだが。」
その言葉が核心をついていたかのように肩を揺らす。
「もしかして。」
背後でゆっくりと起き上がる夏油。
「何か…期待しているかな?」
首元に落ちる声に、ぞくぞくする。
(……この人の声、話し方…)
全てを見透かされたような声に思考回路がバグを起こし始める。
「……いえ。そんなことは」
「そうかな?」
後ろからそっと片腕で抱き寄せられる。
夏油のもう片手によって、バージスラインを絞めつけていたものが一瞬で解放される。
「…っ」
「期待は…していないんだね?」
熱を帯びた声が余計に鼓動を早める。
「…してな、、」
「そうか」
言い終わる前に夏油が遮る。