【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第20章 沖縄×任務×A班
「失礼します。」
「え……?」
抵抗する暇も与えない。
ぐっと力を込める。
ガンッ。
ドアが大きく開く。
「伏黒く――」
「黙ってください。」
珍しく強い口調だった。
が目を瞬かせる。
伏黒は部屋の中へ踏み込む。
まず机。
資料が散乱している。
ベッド。
触れられていない。
水のペットボトル。
半分も減っていない。
まともに休んでいないのは一目で分かった。
そして何より。
目の前のの様子が明らかにおかしい。
呼吸。
体温。
呪力の流れ。
全部。
「……。」
伏黒は静かに息を吐いた。
そして。
ゆっくりとベットに運ぶ。
「大丈夫ですか…」
部屋の空気が張り詰める。
深夜のホテル。
「…れて。」
「?」
「…私から、離れて…」
「なんでですか」
「…いいから!!」
いつもより強い口調に、眉を顰める伏黒
「…っ、自分で、どうにかするから…」
苦しそうな息遣いで布団にうずくまる。
「どうにかって…」
自分ではどうにもできそうにないくらい、脱力しているを見て困惑する伏黒。
「解呪方法はわかってるんですか?」
「…まぁ、、、っ、、一応、教師だからね…。」
“いいから早く出て行って”と冷たく言い放つ。
その言葉に少しイラっとした伏黒が目線を合わせないに無理やり顔を向けさせる。
その顔を見てハッとした。
火照った顔に、涙ぐんだ目。
うつろな目。
透明な唾液。
「~~っ、、やめ、」
「…。」
「はなし…、てっ、、」
力なく抵抗する。
「…そういうことですか」
全てを察した伏黒が、ため息をつきながら丁寧に座りなおす。
「っちがうから、、、、お願い、、、、っ、っあ、、」
離さない伏黒。
伏黒の見下ろすような視線。
「お願い…わ、私が、保ってる間に、、、お願い…」
熱を帯びた目に、涙があふれる。
消えそうな声。
その数秒後だった、
の限界が来た。
「…んだよ。」
への気持ちを諦めようとしていた矢先の出来事。
仕方ない出来事(事故)とはいえ、気持ちは高ぶっていた。