【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第19章 特訓×任務×五条
「最終確認?」
「うん」
にやり。
嫌な笑みだった。
「僕の領域押し返してみて」
「えっと…」
「今までは自分のタイミング、自分の呪力加減でやってたけど、相手が領域展開しないとは限らないでしょ?」
「いやいやいや…だとしても五条さん相手に…」
「できるできる」
「えぇ…」
「むしろ相手が僕以外だと、ちゃん、殺人犯になりかねないよ??」
容赦なく殺人犯扱いする五条。
数秒後。
結局やることになった。
いつもの流れである。
「「──Astra nehil.(領域展開)」」「「領域展開」」
同時に2つの領域が展開される。
最初はに合わせて領域を展開した五条だが、
じわじわと出力を上げていく。
2つの領域が展開されたとき「より洗練された領域」が領域を制す。
つまり。
① AとBが同時に領域展開
↓
② お互いの必中効果が中和される
↓
③ 領域の完成度・呪力・相性などの勝負になる
↓
④ 勝った側の領域が残る
現在②から③へ
ここからは五条が出力を強める。
二つの領域が激しく衝突する。
「っ……!」
の額から汗が流れ落ちる。
じわじわと五条の領域に押される。
それに抵抗するように呪力の出力・精度共に上げていく。
確実に。
の領域が。
五条の領域を侵食し始めていた。
「おぉ」
珍しく素直な感嘆の声。
「やるじゃん」
しかし。
次の瞬間だった。
「あっ……!」
の表情が変わる。
まずい。
そう思った時には遅かった。
領域内部の呪力が急激に膨れ上がる。
制御限界。
超過出力。
そして。
侵食。
「……っ!!!!」
膝が震える。
「ちゃん」
五条の声が聞こえる。
けれど。
うまく反応できない。
「あ……」
視界が歪む。
頭が痛い。
苦しい。
そして。
領域内部から溢れ出した呪力が形を持つ。
触手のように。
生き物のように。
暴れ始めた。
「っ」
五条の身体へ伸びる。
意思とは無関係に。
締め上げるように。
拘束するように。
「んんん……っ」
は必死に抑えようとする。
だが止まらない。
「あ……」
苦しい。
「はぁ……はぁ……」