【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第19章 特訓×任務×五条
資料を見る限り発生後、確認されている約7割が3級呪霊。
3級呪霊は一般的に“術式を持たない補助監督や非戦闘員では厳しい。”とされているが、
呪術師としては新人~下級術師でも対応可能。
高専生でも比較的任務に出している。
2級呪霊となると少しレベルが上がる。
術師としても一人前でなければかなり厳しい。
リンのことを考えると、実践経験を積むにはかなり好都合。
「そう……ですね」
ぽつりと呟く。
すると。
五条が急に机を叩いた。
「そこでっ!」
びしっ。
人差し指が向けられる。
嫌な予感しかしない。
「ちゃんが」
「はい」
「領域展開を制御出来れば」
「はい」
「いっちばん強いから☆!」
満面の笑みだった。
「より、安心安全に任せられるかなぁって!」
は頭を抱えた。
「…そう…ですね…」
「まぁ、いつかはしないといけなかったことだし」
いつもの調子で無理難題を押し付けてくる。
この忙しさで、領域展開の呪力制御。
また頭が痛くなる。
「沖縄出発まで二週間」
「……」
「今日から仕事終わり」
「……」
「ウチで特訓」
沈黙。
そして。
逃げ道を塞ぐように。
五条がにっこり笑った。
「やるでしょ?」
その笑顔は知っている。
昔から知っている。
拒否権が存在しない時の笑顔だ。
「可愛い生徒守んなきゃだし」
その言葉に。
は目を閉じる。
伏黒。
鈴。
そして沖縄。
二週間。
時間はない。
「……やります」
小さく答えた。
すると。
五条は満足そうに笑った。
「よし」
その瞬間。
は悟った。
あぁ。
地獄が始まる。