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【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)

第10章 original


──コンコン。

不意に扉がノックされた。

夏油「おふたりさん」

穏やかな声。

続いて、扉の向こうから、

夏油「アツアツなところ申し訳ないんだけど、ご飯、できたよ」

にっこり。

声だけでわかるくらい満面の笑みの、夏油傑だった。

ハヤミ「夏油さん~~~っ……」

ものすごく恨みがましい目で、扉の方を睨みつけていた。

それから、はぁ……っと大きくため息を吐き、ぱっと主人公から離れる。

ハヤミ「……タイミング悪すぎ……」

ぼそっと不満を零しながら、乱れた髪をかき上げた。

はというと、まだ心臓が落ち着いていなかった。

どくどくと脈がうるさい。

顔も熱いまま。

少し遅れて、そろそろとベッドから降りる。

「……」

なんだか気まずい・・・。

視線を彷徨わせながら、そっと扉の方へ歩いていくと
扉の前に立っていた夏油が、自然な動作で視線を合わせてくる。

「……?」

その瞬間だった。

夏油がすっと身を屈める。

そして。

耳元へ、低く甘い声を落とした。

夏油「……体は大丈夫かい?」

ぴたり、との動きが止まる。

一瞬で、色んなことを察してしまった。

顔がみるみる赤くなる。

「そ、それって……」

言いかけると、夏油は満面の笑みを向ける。

夏油「とっても愛らしかったよ」

さらり。

たった一言だけ残して、すっと離れる。

「…………」

思考停止。

その数秒後。

「も、もうだめ……」

処理が追いつかない。

真っ赤な顔のまま、その場で頭を抱えた。
そんな反応を見て、夏油は肩を揺らしながらくすくす笑っている。

完全に楽しんでいた。

リビングへ戻ると、そこにはさっきまでとは違う空気が広がっていた。

部屋中に飾られたクリスマスの装飾。

赤や金色のオーナメント。

窓辺には小さなイルミネーションまで灯っている。

テーブルの上には、温かな料理がずらりと並び、
どこか甘い匂いまで漂っていた。

その光景を見た瞬間、主人公がふと目を瞬かせる。

「あ……今日か……」

小さく漏れた呟き。

すると。

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