【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第10章 original
夏油「さて、私は少し席を外すよ。湯泉神社へ出向いてくる」
ゆっくりと立ち上がる夏油。
「はい・・・。お気をつけて」
夏油「ありがとう」
夏油は柔らかく笑う。
そして、そのままハヤミの方へ視線を向けた。
──にっこりと。
実にわざとらしく。
意味ありげに。
ハヤミ「…………」
ハヤミの頬がぴくりと引きつる。
ハヤミ(・・・このタイミングのこれはやばいだろ!!!!
この人(夏油)何考えてんだよ!!!!
でも、ナイスっ!!!!!!!!!!!!!!)
くつくつと喉で笑いながら、夏油はそのまま部屋を後にする。
襖が閉まり、足音が遠ざかっていく。
静けさが落ちた室内で。
ハヤミは数秒沈黙したあと、深くため息をついた。
その後、静かにの隣へ座り直す。
ハヤミ「……まさか、また会えるとは思わなかったよ」
その声は穏やかだった。
けれど、長い年月押し込めてきた感情が、少しだけ滲んでいる。
も、どこかくすぐったそうに目を細める。
「私も……」
それから、ふと思い出したように首を傾げた。
「私が生きてるって、いつから知ってたの?」
当然の疑問だった。
ハヤミは少し視線を落とし、静かに答える。
ハヤミ「……半年前。夏油さんに聞いた」
「半年前……」
ハヤミ「本当は、すぐ会いに行きたかったんだけど」
そこで言葉が止まる。
何かを飲み込むように、ハヤミは眉を寄せた。
ハヤミ「その……色々、あって」
空気が沈みそうになったのを感じたのか、
ハヤミはすぐに話題を切り替えるようにを見た。
ハヤミ「は? いつ知ったの?」
「あー……えっと……」
少しだけ気まずそうに頬をかく。
「昨日の夜というか、日付変わって今日かなぁ…
あはは……」
乾いた笑い。
ハヤミは一瞬ぽかんとしたあと、
ハヤミ「もで色々急だな・・・」
そうつぶやくハヤミをじっと見つめる。