【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第10章 original
その背を見ながら、夏油がふと思い出したように口を開く。
夏油「そういえば、ヒナタはどこへ?」
ハヤミ「あぁ、夏油さんと、が来るから、
菓子折り買いに行ってる。たぶんもうすぐ帰ると思う」
その言葉に、夏油はわずかに目を丸くしたあと、小さく笑った。
夏油「気を遣わなくてよかったのに」
ハヤミ「ヒナタが勝手に張り切ってるだけだから、気にしないでください。」
夏油「ふふ、そうかい」
どこか嬉しそうにため息をつく。
しばらくして全員が座り直し、
ようやく落ち着いた空気が流れ始めた。
ハヤミは改めてへ視線を向ける。
──そして、固まった。
10年前とは、まるで違う。
もちろん面影はある。
けれど、幼かった少女は、いつの間にか、
息を呑むほど綺麗に成長していた。
長いまつげ。
透けるように整った肌。
華奢なのに女性らしく丸みを帯びた身体つき。
特に胸元に視線がいってしまい、
ハヤミ(……D、くらいか……?)
などと、最悪なことを無意識に考えてしまった直後。
細く、きゅっと締まった手首へ視線が落ちる。
そして──左手。
そこにある指輪が目に入った瞬間。
ハヤミ「…………うっ」
ハヤミは目に見えてダメージを受けた。
夏油はその反応を見逃さなかった。
にんまりと口角を上げる。
夏油「ハヤミ、見すぎだよ。」
ハヤミ「っ、い、いや、違くて……!」
ハヤミは弾かれたように顔を上げる。
耳まで赤い。
ハヤミ「その、えっと……確認っていうか……」
しどろもどろになりながら言葉を探す姿に、
夏油は堪えきれないように肩を揺らした。
夏油「ハヤミはね、君が生きていると知らなかった間も、
何度も君の話をしていたんだよ」
ハヤミ「夏油さんっ!!!!」
食い気味に遮る。
ハヤミは完全に顔を赤くしながら、
慌てて夏油を止めにかかった。
「……私の話?」
が不思議そうに首を傾げながら、ハヤミへ視線を向ける。
その瞬間。
ハヤミ「う”っ……」
ハヤミは露骨にたじろいだ。
まっすぐ向けられた視線に耐えきれなかったのか、
ふいっと顔を逸らす。
ハヤミ「ほ、ほら……同い年だったし……二人、一緒に育ったから……その……」
耳まで赤い。
完全に照れていた。