【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第8章 春夏秋「冬-2」
伏黒「・・・・でも。」
伏黒がふっと、表情を和らげる。
「??」
伏黒「教師。
向いていると思いますよ。」
その言葉に、蘆屋は少し目を丸くした。
しばらく何も言えなかったあと、ふっと力が抜けたみたいに笑う。
「……そう?」
静かな声。
「伏黒君は、私が欲しい言葉をくれるね」
素直な言葉だった。
伏黒は少しだけ視線を逸らす。
伏黒「……思ったことを言っただけです」
いつもの淡々とした口調。
けれどその耳がほんの少しだけ赤い。
蘆屋はそれに気づかないまま、小さく感心したように笑った。
「そっか」
部屋の空気が、少しだけ軽くなる。
沈んでいたものが、ゆっくり浮かび上がるみたいに。
そのあと伏黒が、軽く咳払いをした。
伏黒「……続き、お願いします」
一気に空気を戻すみたいな真面目な声。
「・・・うんっ、任せて~!」
小さく笑いながら、再び伏黒へ手を伸ばす。
「じゃあ今度は、もう少し優しくやるね」
伏黒「それは助かります」
そんなやり取りを交わしながら、
二人は再び呪力コントロールの授業を始めた。
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修業を続けてしばらく。
部屋の中には、何度も呪力をぶつけ合った
残影が残っていた。
蘆屋は「ふぅ……」と小さく息を吐いて、ソファへ身体を預ける。
「ちょっと休憩しよっか」
すると向かい側へ座った伏黒が、
少し考えるように視線を向けてきた。
伏黒「……その、繊細な呪力コントロールって
どこまでできるんですか?」
かなりざっくりした質問だった。
蘆屋は思わず小さく笑う。
「ざっくりした質問だねぇ」
伏黒「すみません」
伏黒は真顔で返した。
蘆屋は「んー……」と少し考え込む。
「そうだね~~……」
ゆっくり言葉を選ぶ。
「神経というか……精神干渉に近い部分までかな」
そのあと、さらっと続けた。