【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第8章 春夏秋「冬-2」
お風呂から上がる頃には、
蘆屋の頬はすっかり赤くなっていた。
湯気の残る脱衣所で、ふら、と少し身体が揺れる。
するとすぐ後ろから、乙骨がしっかりと支える。
乙骨「さん、大丈夫?」
「ん……ちょっと、のぼせた……」
ぼんやりした声。
乙骨はすぐにタオルを肩へ掛けて
そのまま支えるように部屋へ連れていく。
ソファへ辿り着いた瞬間、
蘆屋はそのままぐたぁ……っと横になった。
「憂太くんの、せいだから……」
小声でぼそっと文句を言う。
乙骨は一瞬きょとんとして、
それから堪えきれないみたいにくすくす笑った。
乙骨「えぇ?」
楽しそうな声。
乙骨「・・・さんが可愛いから、つい」
そう言いながら、キッチンの方へ向かう。
冷蔵庫を開ける音。
氷の触れ合う小さな音。
しばらくして、冷たいお茶を持った乙骨が戻ってきた。
乙骨「起きれる?」
そう聞きながら近づくけれど、
蘆屋はソファへ沈んだまま小さく唸る。
「むり~……」
すると乙骨は少し笑って、
「あぁ、そのままでいいよ」と優しく言った次の瞬間。
こく、と自分で一口お茶を含む。
「……?」
蘆屋が反応するより先に、乙骨がそっと顔を寄せた。
唇が重なる。
ひんやりしたお茶が、そのまま流し込まれてくる。
「……んっ」
冷たさにびく、と肩が揺れる。
飲み込むと、乙骨がゆっくり離れた。
乙骨「……どう?」
悪戯っぽく笑う声。
蘆屋は顔を真っ赤にしたまま、
小さく「ありがとう、」とつぶやいた。
乙骨の笑い声だけが、静かな部屋へ優しく響く。
「・・・・憂太くんって、たまに、すっごく、、、」
乙骨「ん?」
慎重に言葉を選ぶ。
「な、なんというか、、、」
乙骨「どうしたの?」
にこにことほほ笑む乙骨
「ほ、本当に高校生?っていうくらい、こう、なんていうか、、、」
乙骨「あははっ、そうかな?」
なんとなく意味を理解した乙骨が余裕の笑みを浮かべる。
乙骨「別に、さんが可愛すぎて。僕がしたくなるというか。」
「~~~っ」
そんな反応を見てまたくすっと笑う乙骨。