【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第8章 春夏秋「冬-2」
そのやり取りを聞いていた蘆屋だけが、
きょとんとしている。
「……?」
そんな虎杖を見ながら小さく息を吐いた。
乙骨は改めて蘆屋へ視線を向ける。
乙骨「じゃあ、行きましょうか」
その横で虎杖は、まだ冷や汗を流していた。
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乙骨の部屋へ移動すると、
そこには虎杖の部屋とはまた違う静けさがあった。
整えられた机。
本棚。
窓際に置かれた小さな観葉植物。
久しぶりの空間に蘆屋は小さく息を吐く。
乙骨「どうぞ」
乙骨が自然な手つきでソファへ案内する。
その動きは、もう何度も彼女を部屋へ迎え入れてきた人のものだった。
「ありがとう」
蘆屋も慣れた様子で腰を下ろす。
すると乙骨はキッチンへ向かい、温かい飲み物を用意し始めた。
その間も、蘆屋が困らないように小さく声をかけ続ける。
乙骨「ココアを入れてくるね」
乙骨「ここにココア置くよ。右側」
乙骨「あ、熱いかも。
・・・・ふー、っ、ふーっ、、
ん、大丈夫!」
1つ1つ。丁寧に。
「ありがとう。今日は何も予定ないの?」
すると乙骨は少しだけ目を細めた。
乙骨「うん。今日は一日休み」
それから、少し寂しそうに笑う。
乙骨「また明日から任務に出るから……少ししか一緒にいられないけど」
しゅん……とした声音。
その反応が愛おしくて、ふふっと笑った。
「特級は大変だね〜」
乙骨「……うん、結構」
乙骨も苦笑する。
乙骨「最近、海外任務も増えてきたし」
「うぅ、、それは私のせいだね、、、申し訳ない~~~」
乙骨「そんなことないよ!」
ゆっくりと続ける。
乙骨「でも、さんのすごさを、今になって身に染みてるっていうか・・・。」
「あはは、そう?」
乙骨「そうだよ!!!やっぱり、さんは、自慢の彼女です。」
「・・・・っ、そんなこと」
乙骨「言わせてください。僕が見えない分。沢山。」
「・・・ありがとう」
その言葉に、は少し照れたように肩をすくめた。
乙骨は柔らかく笑う。
それから、そっと彼女の髪へ触れた。