【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第8章 春夏秋「冬-2」
~ ×虎杖 ~
五条「——というわけで」
軽い声が部屋に響く。
五条「しばらくちゃんには高専の寮で生活してもらいまーす」
五条の言葉に、部屋に集まっていた面々がそれぞれ反応を返す。
虎杖「しばらく、ってどのくらいですか?」
虎杖が問いかけると、五条は指を立てた。
五条「とりあえず4日くらいかな。釘崎と真希は京都出張中だし」
パンダ「女がいねぇんだよな」
パンダが腕を組みながら言う。
五条「五条家でもいいんだけどさぁ、今のちゃん守れる人いないし。高専の方が安全ってことで」
その言葉に、蘆屋は小さく肩をすくめた。
「で」
パン、と五条が手を叩く。
「本日の担当は〜、悠仁くんでーす!」
「え、俺?」
虎杖が目を丸くする。
その隣で、乙骨がふっと笑った。
すると虎杖は半分冗談みたいに口を尖らせる。
虎杖「で、でも乙骨先輩、俺、殺されたりしない?」
乙骨「しないよ~~」
乙骨が即答する。
五条「大丈夫大丈夫」
五条もケラケラ笑いながら続けた。
五条「憂太にはちゃんと説明したし!
憂太は今晩から任務に出向いて、明日帰ってくるから、
明日は任せようと思ってるし。モーマンタイ!」
虎杖「その“モーマンタイ”が信用できないんだよなぁ……」
ぼやく虎杖の声に、部屋の空気が少しだけ和らいだ。
ガラガラ、と扉が開く。
一瞬だけ、部屋の空気が静かになった。
白い包帯を目元へ巻いた蘆屋が、
ゆっくりと部屋へ入ってくる。
「えっと、あの……」
少し緊張した声。
「ご、ご面倒をおかけします・・・」
深々と頭を下げる。
すると。
虎杖「あ!!」
真っ先に声を上げたのは虎杖だった。
虎杖「五条先生とおそろいじゃん!」
目を輝かせながら、の包帯を見る。
虎杖「かっけー!」
その無邪気な反応に、蘆屋は少しきょとんとした。
けれどその横で。
乙骨だけが、じと……っと五条を見た。
伏黒も無言のまま視線を向ける。
伏黒(……絶対、五条先生の趣味だろ)
心の中だけで呟く。
すると五条が、その空気を察したみたいに肩をすくめた。
五条「べつに、そういう変な意味合いでやったわけじゃないからね~☆」