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【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)

第7章 春夏秋「冬-1」


「……っ。」

伏黒の腕の中。

温かい。

伏黒は蘆屋の頭を軽く撫でながら、
静かに言った。

伏黒「……よく頑張りましたね。」

その優しい声を聞いた瞬間。

後方で鍵が開いた音がした。

伏黒「蘆屋先生・・・・・・さん、」

「・・・!うん、?」

突然の名前呼びに、少しだけ反応してしまう。

伏黒「呪力、もったいないですよ。でも、おかげで見つけられました。」

「・・・うん。初めてこんな使い方しちゃったけど、よかった、、」

伏黒「どこにいても見つけますよ。安心してください。」

年下の伏黒が、やけにしっかりしていて
背中が大きく見える。

伏黒「行きましょっか。」

伏黒が手を伸ばす。

「うん、」

蘆屋も素直に手を取る。






〜 6部屋目 〜

六つ目の部屋へ足を踏み入れる。

ガチャン――。

背後で扉が閉まった。

そして。

テーブルの上へ、
一枚のカードが落ちる。

『救済』

『制限時間 60分』

「救済……?」

蘆屋がカードを読み上げた、次の瞬間。

床下から、
無数の鎖が飛び出す。

じゃらっ!!

「っ……!?」

蘆屋の足首。

腰。

腕。

一瞬で拘束される。

伏黒「先生!!」

蘆屋はそのまま、
部屋の中央へ引きずり込まれた。

同時に。

ゴボ……ッ。

壁際から、
大量の水が流れ込み始める。

伏黒「……チッ。」

伏黒はすぐ周囲を見渡した。

出口無し。

窓無し。

そして。

拘束された蘆屋の鎖には、
明確な“鍵穴”。

伏黒「鍵を探します。」

「う、うん……!」

水位が上がる。

冷たい水が、
足元を飲み込んでいく。

伏黒は部屋中を探し始めた。

棚。

壁。

床。

天井。

けれど。

どこにも、
鍵らしきものが見当たらない。

時間だけが過ぎていく。

水位は、
すでに蘆屋の胸元まで来ていた。

「……っ、。」

伏黒は舌打ちした。

伏黒「どこだ……。」

その時。

水面が、
ぬるり、と揺れた。

伏黒「……!」

水中。

黒い影。
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