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【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)

第7章 春夏秋「冬-1」


~ 3部屋目 ~

次の部屋へ足を踏み入れた瞬間。

再び、
背後で扉が閉まる。

ぱさり、と。

白いカードが、
二人の間へ落ちた。

伏黒が拾い上げる。

そこに記されていた文字は――

『罪の共有』

『制限時間 60分』

「……罪。」

蘆屋は小さく呟く。

部屋には、大きなソファとテーブル、大きなテレビがあるだけだった。

「でも、私たち別に……。」

伏黒「……。」

「罪って言われても、そんな大層なこと……。」

蘆屋は困ったように視線を落とした。

「しいて言うなら……憂太くんに秘密ごとがたくさんあること、かな……。」

ぽつり、と。

半分冗談みたいに零した言葉。

すると。

伏黒が静かに目を細める。

伏黒「……なるほど。」

「?」

伏黒「そうですね。」

静かな声だった。

けれど次の瞬間。

伏黒が、
ゆっくり蘆屋へ近づく。

「……伏黒くん?」

逃げるほどではない。

けれど、確実に距離を詰めてくる。

伏黒は真っ直ぐ蘆屋を見下ろした。

伏黒「……無ければ作りましょうか。」

「……っ。」

心臓が跳ねる。

その意味を理解した瞬間、
蘆屋は思わず視線を逸らしかけた。

「さ、さすがにそれは……。」

伏黒「禪院家での出来事。」

低い声。

「……。」

伏黒「黙っててほしかったら、おとなしくしててください。」

その言い方に、
蘆屋は小さく息を呑む。

――ずるい。

そう思った。

伏黒が、そんなことを本気で口外するはずがない。

脅しではない。

分かっている。

そして。

わざと、そんな言い方をしていることも。

“罪”を作るなら、主導した側の方が重くなる。
だから伏黒は、意図的に自分へ比重を寄せている。

蘆屋が、後ろめたさを抱えなくて済むように。

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