【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第7章 春夏秋「冬-1」
伏黒「……俺の初恋は蘆屋先生です。」
「……へ?」
伏黒「……これでいいか。」
直後。
ガチャン。
部屋の扉から、
小さく鍵の外れる音がした。
「……。」
伏黒「……。」
二人の間に沈黙が落ちる。
どうやら。
“今ので正解”らしい。
「え。」
蘆屋の思考が、
数秒遅れて追いつく。
「……え?」
伏黒「条件は満たしたみたいですね。」
「いや、そこじゃなくて。」
伏黒「?」
「それ……本当ってこと?」
伏黒は一瞬だけ目を向けたあと、
特に隠す様子もなく答える。
伏黒「縛りがありますから。」
「……。」
確かに。
この部屋では虚偽が通用しない可能性が高い。
つまり。
今の発言は。
「……。」
理解した瞬間、
蘆屋の耳までじわっと熱くなる。
伏黒はそんな様子を見ながら、
不思議そうに小さく首を傾げた。
伏黒「……別に、今更びっくりすることでもないでしょう。」
「いやいやいやいや。」
思わず声が裏返る。
「“今更”って何!?」
伏黒「……?」
本気で分かっていない顔だった。
その温度差が余計に困る。
蘆屋は視線を泳がせ、咳払いをする。
「え、っと、私の秘密、、、えっと、、、」
カチ、カチ、と時計が鳴る。
蘆屋はカードを握りしめたまま、
しばらく固まっていた。
「わ、私の秘密……。」
伏黒「……。」
「え、えぇっと……。」
急に緊張してくる。
というより、横で平然としている伏黒のせいで、
余計に落ち着かない。
少しの沈黙を続けた後蘆屋が口を開く。
「・・・・・禪院家に合意書をもらうために・・・次期党首の直哉さんと・・・っ」
少し息を詰まらせて覚悟を決める。
「キス、、した。こと・・・・」
伏黒「・・・・!」
ガチャン。
二つ目の鍵が外れる。
「・・・・。」
(それ以外思いつかなかったぁぁぁぁっ・・・私のばか~~~~・・・・)
伏黒「ここを出てから、そいつをぶっ飛ばすとして・・・」